2015/10/19 ブログ
これは私の祖父が描いた物です。
・・・と言う、ちょっぴり現実味のある冗談はさておき(´・ω・`)笑
4階浴場に続く廊下に飾られている
「こんぴら流し樽」の絵です。
こんぴら流し樽って?と調べましたら、
ちょっと美しい実話が出て来ました♪
昔、こんぴら参りしたくても、
遠方や病気などで自力でいけない人々が、
奉納金(奉納物)とお手紙や謝礼金を添え
「奉納金刀比羅宮」と目印を付け
樽等に入れて海や川に流し、
漁師や他の参拝者に拾ってもらって
代わりに奉納してもらっていたそうです。
今は車や電車と便利な交通手段があるので、
この話を聞いて正直驚きましたし、
ちゃんと拾ってくれただろうか、
盗まれてリしなかっただろうかなど
不安になりましたが…(; ̄Д ̄)
流される方が多かったということは
きっと奉納されていたのでしょう!
さすが、こんぴらさん信仰者同士。
信頼して、想いあって、樽を手にしたのかと思うと
心が温かくなりました。
神も人自体も信じる心!
本当に素晴らしいです(o^∇^o)
情報企画課 篠原
こんぴらさんの参道にある温泉旅館 桜の抄