2018/01/04 観光情報
今年は1868年の明治維新からちょうど150年。
薩摩、長州、土佐・・。「日本の夜明け」を目指し、激動の時代を生き抜いた
勤皇の志士たちの物語は人々の心をとらえてやみません。その志が息づく史跡は
香川にも点在しています。県内に残る歴史の転換点をたどり、触れてみてはいかがでしょうか?
第1回目は琴平町にある「坂本龍馬の銅像」を紹介いたします。
琴平は「金刀比羅宮」で知られるパワースポットで有名ですが、
幕末の変動の時代に、いろいろなエピソードが残されており、
大変興味深い土地柄でもあります。
当時の琴平は金毘羅と言われ御朱印地であり、隣接する村は天領でした。
当時の高松藩は無類の輩について取り締まる許可を幕府に願い出ましたが
許されなかったこともあり、当時の金毘羅は志士達の潜伏にも好都合で
あったと言われています。
幕末には金毘羅へ、吉田松陰、森田節斎、高杉晋作、桂小五郎など多くの
志士たちが訪れたそうです。
また琴平に集中する金毘羅五街道の一つ伊予土佐街道を通って、
「坂本龍馬」も丸亀の道場へ通ったといわれています。
琴平町の旧伊予土佐街道・牛屋口には「龍馬像」が佇んでいます。
琴平へお越しの折には是非ご覧くださいませ。
こんぴらさんの参道にある温泉旅館 桜の抄